平成30年3月2日(金)嘉ノ雅茗渓館にて「自動走行システムのデザインと法制度に関するシンポジウム」を開催し、約110名の方が参加されました。自動車の自動運転に関する技術開発について、ヒューマンファクターの研究、自動運転の実現にむけた法整備の研究といったそれぞれの面の最新動向が講演者より報告され、その後は質疑応答を通して活発な意見交換がなされました。
多数のご参加ありがとうございました。
自動車の自動運転に関する技術開発は目覚ましく、ヒューマンファクターの研究をはじめ、自動運転の実現にむけた法整備などの取り組みも活発化しています。しかし、競争が激しい中では、時間に追われて目先の作業をこなすのが精いっぱいという人も多いのではないでしょうか。そこで、自動車の自動運転のシステムデザインのあり方、法的責任のあり方について、腰を据えて、じっくりと考察、議論をする場が必要であると考えます。
今回、当研究グループでは、2つにテーマを絞って最近の研究動向について報告するとともに、参加者同士で深く議論することを目的に、当シンポジウムを企画いたしました。当日は、午前の部では、筑波大学の稲垣敏之副学長が技術的側面と心理的側面に焦点を当てて、自動運転が解決していかなければならない課題について講演され、午後の部では、明治大学の中山幸二教授が自動運転の実現に向けた法整備の議論動向について講演されました。
プログラム | 登壇者 | 講演資料 |
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何のための自動運転?誰のための自動運転? | 筑波大学副学長・理事 稲垣 敏之 | 講演資料:【何のための自動運転?誰のための自動運転?】(PDF形式:3.646KB) |
自動運転をめぐる法整備の最新動向 | 明治大学法科大学院教授 中山 幸二 | 講演資料:【自動運転をめぐる法整備の最新動向】(PDF形式:11.639KB) |
筑波大学システム情報系 認知システムデザイン研究室
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